長井秀友  准教授・博士(理学)

研究分野

離散可積分系

研究テーマ

超離散可積分系の研究

研究室(内線)

数学科第15研究室(3625)

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略 歴
  • 東京都立日比谷高等学校 卒業(2000年3月)

  • 早稲田大学理工学部数理科学科 卒業(2005年3月)

  • 早稲田大学大学院理工学研究科数理科学専攻 修士課程修了(2007年3月)

  • 早稲田大学大学院基幹理工学研究科数学応用数理専攻 博士後期課程修了(2010年3月)

  • 早稲田大学基幹理工学部応用数理学科 助手(2009年10月--2010年3月)

  • 早稲田大学基幹理工学部応用数理学科 助教(2010年4月--2012年3月)

  • 東海大学理学部数学科 講師(2012年4月--2019年3月)

  • 東海大学理学部数学科 准教授(2020年4月--)

研究・教育について

現象を記述する方程式の多くは微分方程式で表されています。中でも厳密解、保存量などの特徴をもつ方程式は可積分方程式と呼ばれます。では差分方程式のように変数がとびとびの値をとる方程式にも同じような特徴は存在するのでしょうか? 私は差分方程式や、超離散方程式と呼ばれる独立・従属変数がともに離散値をとる、いわば「デジタル」な方程式を研究対象にし、微分方程式の構造との対応を明らかにすることを目指しています。

(教育について) 大学で学ぶ数学は高校のときとは比べ物にならないほど多くの科目に分かれており、それぞれが今も発展し続けています。授業ではこれらの科目間の結びつきや、現在の研究などに触れることで、学生の好奇心を持たせるように努めています。